茅葺屋根・水車:西湖 いやしの里根場

昭和41年の台風で集落ごと土石流に埋もれた西湖根場の茅葺き民家群を再現し、観光スポットにした。一軒一軒の民家が本物としてつくられていることで、村全体の家並みや雰囲気を再現、日本の原風景を味わえるスポットができた。社内で茅葺き職人を育てきたことが、大いに力を発揮した仕事。

完成年 現在進行中
地域 南都留郡富士河口湖町
工事概要 茅屋根の根場集落を再現
備考 いやしの里のサイトへ

土石流に流される前の根場集落のただずまい。富士山を背景に入母屋の茅葺き屋根が並ぶ美しい風景。

土石流に流される前の集落のただずまい。入母屋の茅葺き屋根が並ぶ美しい風景。

再現した家並み。

再現した家並み。

屋根空間が多層になっているのが特徴の「兜造り」の茅屋根を再現した。

根場集落の茅屋根は、屋根裏の蚕部屋の採光通風を良くするために屋根空間が多層にした「兜造り」になっているのが特徴。屋根が大きい植えに複雑な姿なので、葺くのにたいへん時間がかかる。

兜造りの竹下地はこんな風になっている!

兜造りの竹下地はこんな風になっている!

案内所になっている家の内部。力強い木組みと、小屋裏の葦・竹・丸太の取り合わせが美しい。

案内所になっている家の内部。力強い木組みと、小屋裏の葦・竹・丸太の取り合わせが美しい。

山ほど茅がいる。

山ほど茅がいる。

茅葺き職人たち。

棟数が多いので、京都、岐阜、長野、宮城など各県から腕利きの茅葺職人さん達の協力を得た。職人同士の交流もあり、弟子入りしたての見習も加わり、茅葺き文化を伝承の貴重な場となった。