現地再生民家/茅葺屋根・水車:高根の家

築150年の茅葺き民家で、トタンに覆われていたのをトタンをはがし、茅を葺き直して新しい茅葺き屋根として再生させたというめずらしい例。外観は昔の民家の姿に戻しながら、内部はあくまでも現代生活を営める家として再生した。元の古茅は、畑の堆肥に活かした。

完成年 2005年
地域 北杜市高根町
工事概要 茅葺き入母屋づくり民家の現地再生
掲載誌 古民家スタイル no.5

再生前の状況。人が住まなくなってすでに10年が経過。茅屋根はトタンで覆われていた。

再生前の状況。人が住まなくなってすでに10年が経過。茅屋根はトタンで覆われていた。

トタンをはがし、古茅を落とす。落とした大量の茅は、畑の堆肥に。茅葺き屋根はバイオマス循環の要。

トタンをはがし、古茅を落とす。落とした大量の茅は、畑の堆肥に。茅葺き屋根はバイオマス循環の要。

もとの民家を骨組みにまで戻したところ。この後、揚げ家しての基礎工事、土台の直し、傷んだ部材の交換などの工程を経て軸組が決まってから、茅屋根を新しくする作業に入る。

もとの民家を骨組みにまで戻したところ。

茅屋根を新しく葺く竹下地をつくる。

茅屋根を新しく葺く竹下地をつくる。

軒付けのヨシを葺く。

軒付けのヨシを葺く。

大量の茅をこれから葺いていく。八ヶ岳周辺で穫れた山茅を用いる。

大量の茅をこれから葺いていく。八ヶ岳周辺で穫れた山茅を用いる。

ヨシの上に茅を置いていく。

ヨシの上に茅を置いていく。

屋根の平たい部分の下の方から順に葺いていく。釘を使わず、縄で縛っていく作業。

屋根の平たい部分の下の方から順に葺いていく。

棟近くまで茅を葺き終わった。釘を使わず、縄で縛る昔ながらのやり方。

棟近くまで茅を葺き終わった。釘を使わず、縄で縛る昔ながらのやり方。

棟に杉皮を敷く。

棟に杉皮を敷く。

棟の端部の部材づくり。

棟の端部の部材づくり。

棟を竹で押さえる。

棟を竹で押さえる。

茅をきれに刈りこんでいく。

茅をきれに刈りこんでいく。

軒をきれいに整える。

軒をきれいに整える。

入母屋の仕上がり。

入母屋の仕上がり。

きれいに仕上がった、新しい茅葺き屋根!

きれいに仕上がった、新しい茅葺き屋根!

内部。土間部分に置囲炉裏。

内部。土間部分に置囲炉裏。