現地再生民家:笛吹川芸術文庫

外観。荒壁がそのまま見えるのがなんともいえない表情。

江戸末期(安政5年)に建てられた造り酒屋の旧家だったが、継ぎ手がなく、つぶしてしまっては、ということで当社に相談があり、当社で現在の施主である古書店のオーナーと縁結びをさせていただいた。巨大な蔵を、古書の保存と公開展示のためのギャラリーとして再生した。

完成年 2005年2月
地域 甲州市塩山町藤木
工事概要 江戸末期の酒蔵の現地再生
備考 登録文化財

旧家でありながら土壁仕上げなのは、へりくだりの表現であったという。土壁は往時のまま。傷んでいた瓦屋根は総葺き替えした。

別に八王子の元武家屋敷から移築した門。

旧土間部分を板張りにした。向こうに式台、上がり框、奥座敷が見えている。

旧土間部分にそびえる大黒柱は、約2尺(60センチ)角。甲州市でも1、2を争う立派さ。

旧土間部分にそびえる、約2尺(60センチ)角の甲州市でも1、2を争う立派な大黒柱。

落ち着いた雰囲気の中で古書に親しむことのできる、レトロな雰囲気の洋間